
2006.10.20
中部経営品質協議会 「経営品質向上ゼミナール」
七福醸造(株) 代表取締役社長 犬塚 敦統 氏
※ ただし写真は「三重県経営品質協議会8月例会(2006.8.29)」時のもの
- 一倉定(いちくら・さだむ)氏の教えに従い、会社を変えてきた。 環境整備もそう。
- トイレで同じような汚れを同じような力で掃除しても、きれいになる人、ならない人。 その違いは自身が汚れるのも構わず両膝をつけて磨いたかどうか。
- 社員教育は仕事を教えることにあらず、人づくりそのもの。
- 心を磨けばすべての事柄に感謝の気持ちを持てるように。
- 当初、一倉氏の言うとおりに社員に清掃をさせたら、それを不満に思った社員が辞めることがあった。 一倉氏に相談。 「あなたの教えに従ったら会社がつぶれそう」と。
- すると一倉氏「良かったじゃないですか、社長の方針に従えない社員が辞めていくということは、将来のトラブル要因がなくなるということ」と。 半分、だまされたような気持ち。(笑)
- 今は一倉氏の教えに従って良かったと心底思える。 言うとおりにしたら上手くいくことばかり。
- 人生でも経営でも、目先の得を取ったところで、きっと後で全部損することに。
- 自分たちが売っているものが商品だと思っているから、儲けのことばかり考えるようになる。 その人が幸せになってほしい、と思って商売しているかどうか。
- 阪神大震災のとき、当社は製造を中止して、社員を応援に派遣し、物資を送り続けた。
- それを何ヶ月も続けることで、業績は下がったが、自分には迷いはなかった。
- ボランティア、などというカタカナで表す必要はない。 「助け合い」ということ。
- 人がしてほしいことをして、してほしくないことはしない、それだけ。
- 今の世の中はおかしい。 狂っている。 しかし、その中にいる人間には狂っていることが気づかない。
- オウム真理教の事件も然り。 教団の中にいた人間は、自分たちが狂ったことをしていると気づかないままだった。
- 日本の現状がそう。 日本がおかしいことに、日本人が気づかない。
- 世界中の人間が、日本人と同じような生活をしたら地球は一体どうなるか。
- 食べ物を残し、モノを捨て、無駄なエネルギーを消費している日本、狂っているとしか言えない。 世界中の民が同じことをし始めたら、あっという間に地球は破滅することは明白。
- 今日、お集まりのみなさんの会社の目的は儲けか、人の幸せか。
- よく講演の際に参加者の方々に「あなたの一番大切なものは?」と尋ねると、ほとんどの答えが家族や子供。
- そう答える一方で今の日本は何をしているか。 巨額の国債を発行し、子孫にそのツケを回している。 そして自分達はそのカネで贅沢三昧。 なぜおかしいことに気づかないのか。
- 「自由」ではなく「自分勝手」を教えてきた。 義務を果たさず権利ばかり要求する人間を育ててきた。
- 当社は中小企業。頭の優秀な人間が集まっているわけではない。
- 首から上のことでは大手に勝てる見込みがない。 大手に勝つには首から下。 思いやりの心だとか、100q歩いて何かを感じ取るだとか。
- 100q歩くことによって、肉体より精神の方が上だと気づく。
以上 |